2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

つゆあけ 梅雨明け折込都々逸

(ーー;)ついて行くわよ 愉快に暮そ ありのまま生き ケセラセラ (ーー;)疲れちゃったわ 湯浴みの後は 雨は止んでも 煙る街 (ーー;)ついでつがれて 湯呑みで飲んで 会えば辛くて 喧嘩して (ーー;)ついに来たのね 夢からさめて あしたなどない 今朝だから (ーー;)月日過ぎ…

保存されたメール

「梅雨に濡れ送る宛なきこのメール」牧童 伊豆高原に向かっていた。僕の前に若いカップルが座った。車中、ずっと言葉を交わさず、携帯を凝視していた。楽しそうな雰囲気が伝わって来ず、僕には異様なカップルとしか思えなかった。この間、僕が何をしていたか…

つゆいり 梅雨入り折込都々逸

(ーー;)妻と言う名の 夢など捨てて いっそこのまま 離縁して (ーー;)つらいだけよね 許しも乞わぬ いいじゃないのよ 理由など (ーー;)ついていきましょ 誘惑されりゃ 今はいらない 理性など (ーー;)疲れちゃったの ゆらゆら酔って いつも涙の 流行歌 (ーー;)積もり積も…

恋の宿

(ーー;)お酒ちょうだい酔わせておくれ よっていきたい恋の宿 (ーー;)けして好みのタイプじゃないが 酔って抱かれた時は好き (ーー;)なんでいくのよ、いけない私 待ってくれたらいけたのに (ーー;)遊びですよね夕焼け小焼け 遊び終われば皆帰る (ーー;)一人さみしく梅雨…

鬱的な日々

「あれやこれなおせぬままに初夏の風」牧童 実は今の僕は鬱期にいる。特に外因があるわけではなく、周期的な鬱だ。この期間は書く意欲、書く喜びが激減してしまう。言葉が浮かんでこない。浮かんでも陰気な言葉が先に多く出てくる。例えば「あ」で思い付く言…

小さな死

「また家に帰れぬ夜更け梅雨寒し」牧童 貧乏暮らしの僕は昼食の金を惜しみ、小銭で酒を飲む。最初は軽くと思いながら、もう一杯もう一杯と安酒を飲み続け、いつの間にか限度を越してしまう。 電車に乗った途端、意識を失い、高鼾で乗り過ごす。とんでもない…

贅沢な笑顔

「初夏なのに笑えぬままに日が暮れて」牧童 一日に たった一回でいい 笑顔になれる ひと時がほしい たったこれだけの願いなのに どうしてなんだろう 手が届かない贅沢 「梅雨入りや茶漬け食う音部屋一人」牧童 無性に書きたくなったり、書く気力が湧いてこな…

雨がささやく

悶々と欲していたはずあの夏を 思い出せずに明けない夜明け 居並べど仏の道は程遠く 地獄へ来いと雨がささやく 涙枯れ汗に汚れた春衣 裸になろう着替えするより いつの間にまた紫陽花が色を増す も一度君にメールしようか 君のこと思い出したら心地よい 風に…