2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ブログ・パラサイト

メル友に暑いですねと今日も書き 牧童 群れをなさず、他人と同調せず、人を傷つけても気にもせず、適当なブログを見つけては言いたいことをズバズバと書き込んできた。 僕はブログ・パラサイトの時代が長かった。この言葉は僕の造語だ。面白そうなブログを見…

白髪の思い出

「毛染やめ共に白髪に熱射乗せ」 牧童 僕は若い頃から白髪が多かった。早くロマンスグレーになりたいと思っていた。 二十数年前、黒々とした陰毛の中に一本の白髪を発見し、四つ葉のクローバーの時のように感激した。抜き取り、置時計の後ろにセロテープで貼…

都々逸 愛の賛歌

「愛の賛歌」は岩谷時子の訳詞が有名だが、原作とはずいぶん異なるそうだ。原作に近いらしい訳を参考にしながら、都々逸にしてみた。 シャンソンの訳詞風都々逸 愛の賛歌 地震・原子炉 天地は崩れ きっと滅びる この地球 でもねあなたの 愛さえあれば そんな…

ほしあい 星合い 折込都々逸

(ーー;)欲しかないわよ 幸せなんか あんた以外は いりはせぬ (ーー;)ほんと意地悪 知ってるくせに ありのままには 言えぬけど (ーー;)ほかじゃダメだわ しつこいかしら あきらめきれない いつまでも (ーー;)惚れた罰よね しかたがないわ 会ってもらえず 痛む夜 (ーー;)…

虫がいない自然の中で

「梅雨入りや虫と暮らせぬ我も濡れ」牧童 毛虫が大量発生し、壁面にびっしりとへばりついていると言う。殺虫剤も雨のため効果が薄れてしまうらしい。さあ、みんなで見に行きましよう、だって……。冗談じゃない!僕は遠慮しておく。毛虫と聞いただけで慢性蕁麻…

六個の月日

「皺に梅雨不易流行ままならず」牧童 あっというまに六月が終った。今年も半年が過ぎてしまった。 何ひとつうまく進展しないままに、時間だけが無駄に消費していく。 このまま何も変わらないのなら、それはそれでいいのだが、思惑とは異なる方向へと何かが変…