2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

鬼婆化する女たち

「立つ春や家も建たずに老いにけり」牧童 恵方巻きの話を書こうと想いつつ、時が過ぎてしまった。今ごろ書くのは阿呆巻みたいだが、来年を待つには年を取りすぎた。 恵方巻などという風習は最近までなかったのに、いつの間にか当たり前のように太巻が店に山…

火の用心

「靴下の穴繕わず餅を焼く」牧童 命が無惨に失われていく。命の大切さを多くの人々が語る一方で、NHKの大河ドラマでさえ殺しあい、奪い合い、晒し首を良しとしていた時代を映し出す。相変わらずアニメも派手な闘いを描き出す。殺しあうのは本能なのだろうか…

題詠都々逸2014年

001:咲 (ーー;)咲きたかったわ貴方のために なのに貴方は散らすだけ 002:飲 (ーー;)飲めぬお酒を飲みたくなるの 酔えぬ自分と知りながら 003:育 (ーー;)育てられたわ貴方の指で だけど寂しさ増すばかり 004:瓶 (ーー;)ビール瓶さえ今では小瓶 遠い昔よ大瓶は 005:返…

派手な色

096:翻 (ーー;)時の流れに翻弄されて 時の男に遊ばれて 097:陽 (ーー;)ふたり陽気に騒いだ後は 陰の部分を見つめあう 098:吉 (ーー;)今日は大安吉日だから せめて肌着は派手な色 099:観 (ーー;)いつも貴方は観光気分 ふらり訪れ去っていく 100:最後 (ーー;)これで最後…