2011-11-21から1日間の記事一覧

題詠短歌 2010年

033:みかん 三月になれば月夜も緩むのかこれが最後かみかん皮むく 034:孫 孫の手も届かぬ痛み舞いて散る桜で消せぬ四月の月は 035:金 金でしか記せぬ愛の出納は待てど昇らぬ月まだ五月 036:正義 正義など闇に捨ておけ六月の月と二人を残して夜明け

題詠都々逸 2010年

033:みかん 未完で終らぬ二人の運命みかん皮むく年の暮れ 034:孫 少し流れる自分の血筋握る孫の手温かく 035:金 花の金曜失業したら金と一緒に今は消え 036:正義 何を今さら正義も不義も とうに無縁の蜜の味

図には乗っても 折込都々逸

ずぶ濡れ (ーー;)図には乗っても 無様なものよ 拭い去れない 劣等感 長靴 (ーー;)長い歳月 我慢をしたが ぐらつく想い 強くなり (ーー;)涙流して 頑張る君を ぐっと抱くのは 罪なのか 洪水 (ーー;)こうなることが 運命だろか 図太い俺も いやになる (ーー;)恋したから…

幼い肩

(ーー;)震え止まらぬ幼い肩をそっと引き寄せ夜明けまで 僕だって、こんな時もあったさ。今は、即やり、即寝るけど。

題詠都々逸 2011年

025:ミステリー マジな亭主にゃ謎など解けぬ妻のヒステリーミステリー 026:震 震え止まらぬ幼い肩をそっと引き寄せ夜明けまで 027:水 水も滴り潮まで吹いて水をさすよに濡れシーツ 028:説 女なら 道を説くより帯解きながら肌で導く生きる道

題詠短歌 2011年

025:ミステリー ミセスでも日蔭の窓のゼラニウム咲くミステリー恋に溺れて 026:震 震えてるミモザの訳が恋人よ怒りだなんて気づかぬままに 027:水 見ず知らぬ心離れて睡蓮の瑞々しさはただ水臭く 028:説 寄り添えば躑躅まぶしく離れゆくまだ自分さえ説得でき…

題詠都々逸 2009年

089:テスト テストさせてよ朝までずっとテストステロンその威力 090:長 長居無用とすぐ出るあなたたまにゃ一緒にいきたいわ 091:冬 冷たいお方ととっとと別れ温いあなたと冬ごもり 092:夕焼け 女ですものたまには妬くが夕焼けみたいに明日は晴れ

題詠短歌 2009年

089:テスト 夢にさえテスト地獄の白き紙血潮に染まりロ-ン地獄に 090:長 長々と話しただろう 幻影と幻聴だけの 輪廻黎明 091:冬 体温は何度でしょうか? 冬だから 熱い体と 熱燗ください 092:夕焼け 二日酔い 効かぬ薬を 飲むよりは夕焼け見れば また呑めま…