2011-12-02から1日間の記事一覧

創りものとしての都々逸

創り物としての都々逸 (ーー;)鉛色した雨打つ道であの日別れた三年前 (ーー;)学者みたいな顔してじっと見つめないでよお馬鹿さん (ーー;)この身剥ぐよに尽くした日々を捨てて出て行く男(ひと)の背中 (ーー;)ペットになれずにボトルにされて踏んで潰され捨てられて …

題詠短歌 2010年

041:鉛 求めても十一月の月遠く鉛直線に離れゆく女(ひと) 042:学者 月流れはや十二月飽きもせず学者のように見つめて想う 043:剥 剥ぎ取れぬ愚かさ笑って身を寄せて新月だから優しく抱いて 044:ペット 泣くよりはペットのように泣かせてよ下弦の月を待ち望…

題詠都々逸 2010年

041:鉛 鉛色した雨打つ道であの日別れた三年前 042:学者 学者みたいな顔してじっと見つめないでよお馬鹿さん 043:剥 この身剥ぐよに尽くした日々を捨てて出て行く男(ひと)の背中 044:ペット ペットになれずにボトルにされて踏んで潰され捨てられて