#その他恋愛

あんな声

096:賢 (ーー;)賢すぎたら惚れたりせぬが 阿保なだけでは捨てられる 097:騙 (ーー;)ずっとこのまま騙しておくれ 知ったところで何になる 098:独 (ーー;)望みゃしないわ独占なんて だって私もいろいろと 099:聴 (ーー;)となり部屋から聴こえてくるわ 出してみたいわあ…

惚れはせぬ

091:略 (ーー;)前略後略省略なんて そんな男にゃ惚れはせぬ 092:徴 (ーー;)別れ近づく徴候かしら 立ってくれない茶柱が 093:わざわざ (ーー;)そんなわざわざ言わなくたって 触れた素肌でわかること 094:腹 (ーー;)お腹ばかりが目立ってきたが 太っただけよね老いただ…

好きだから

086:珠 (ーー;)珠算なんかじゃ計れぬ価値を 玉がふたつではじき出す 087:当 (ーー;)当り前でしょいけないことも やってちょうだい好きだから 088:炭 (ーー;)柔いものより硬くて黒きゃ 細くてもいい備長炭 089:マーク (ーー;)付けてみたいし付けられたいが やめておき…

憎まれて

081:付 (ーー;)話したくない過去あるけれど 付いていきましょはなさずに 082:佳 (ーー;)佳作くらいの程よい方と 佳作くらいの良き日々を 083:憎 (ーー;)憎いお方に恋したからにゃ 憎い人から憎まれて 084:錦 (ーー;)錦よりかはお前の肌と 言ったあの人いま何処 085:…

ダメみたい

076:舎 (ーー;)祇園精舎を聴いても今は 二人の恋は永久のもの 077:等 (ーー;)一等なんかは取れないけれど 二号くらいはすぐなれる 078:ソース (ーー;)あなた好みの市販のソース 真似てみたけどダメみたい 079:筆 (ーー;)ちゃんと洗おね下ろした筆は ほっておいたらゴ…

こころにも

071:粉 (ーー;)シミが増えたわ気分も暗い たまにゃ白粉こころにも 072:諸 (ーー;)諸説紛々あれどもやはり わたしゃ大きいほうがいい 073:会場 (ーー;)結婚会場予約の夢が 破れ葬儀の会場へ 074:唾 (ーー;)だっていいでしょ欲しいのだから じわり溢れる唾を飲む 075:…

ベッドでは

066:缶 (ーー;)あき缶だったら潰せるけれど 潰したくない恋のかん 067:府 (ーー;)太宰府天満学問よりも 恋の成就を願かけて 068:煌 (ーー;)年はとっても煌きたいわ せめて見る夢きらきらと 069:銅 (ーー;)昔出会った愛しい人が 銅像みたいに胸の中 070:本 (ーー;)浮気…

すぐに惚れ

061:宗 (ーー;)宗派なんかにゃ属さぬけれど わたしゃあんたの信者です 062:万年 (ーー;)口説き文句は万年筆で 書いていたのに今メール 063:丁 (ーー;)好きか嫌いか丁半みたく 答え出せずに手を振って 064:裕 (ーー;)余裕ないわよ調べるなんて 縁を信じてすぐに惚れ 0…

燃えぬ仲

056:リボン (ーー;)リボン付けてた幼い頃は こんなことでは悩まぬに 057:析 (ーー;)今日の相手を分析すれば 水と油で燃えぬ仲 058:士 (ーー;)好きじゃないけど似た者同士 別れられない深い仲 059:税 (ーー;)たまにゃ税金払ってみたい 消費税より所得税 060:孔雀 (ーー;…

腐れ縁

051:緯 (ーー;)仲はいいけど異なる緯度か まわりまわれど結ばれず 052:サイト (ーー;)遊びサイトで出会ったくせに 何を今さらマジになる 053:腐 (ーー;)好きじゃないけど嫌いじゃなくて 犬も食わない腐れ縁 054:踵 (ーー;)頭くび肩ももから踵 強く優しくマッサージ 0…

愚痴が出る

046:貨 (ーー;)貨物列車じゃないのよ私 心だけなら乗せるけど 047:四国 (ーー;)懺悔だらけの二人で巡る 四国遍路の長い旅 048:負 (ーー;)勝って帰らぬ時より負けて お金欲しがる時が好き 049:尼 (ーー;)尼という字は屁の字に似てる おさえきれずに愚痴が出る 050:答 …

捨て扇

041:扇 (ーー;)あなた過ぎ去りベッドでひとり 閉じたまんまの捨て扇 042:特 (ーー;)今じゃ貴方は特別だから 何をされても好きな人 043:旧 (ーー;)旧という字をながめていると 1日みたいに見えてくる 044:らくだ (ーー;)堕落したって悔やみはしない 自分らしくてらく…

熱が出る

036:バス (ーー;)二人入れば窮屈だけど 離れたくないバスルーム 037:療 (ーー;)治療できない私の病い すぐに恋して熱が出る 038:読 (ーー;)読んでみたいわ貴方の手紙 いつも短いメールだけ 039:せっかく (ーー;)入れてちょうだい濡れちゃう雨に せっかく二人になれた…

ふられ雨

031:認 (ーー;)認めたくない振られたなんて きっと戻ってくるまでは 032:昏 (ーー;)婚という字の女が消えて 老いて黄昏(たそがれ)昏昏と 033:逸 (ーー;)かたいばかりの逸材よりも 粋でやんちゃな逸物と 034:前 (ーー;)出会う前から今度の恋は きっと泣くよな気がし…

惚れやせぬ

021:小 (ーー;)小さすぎるわ今度の男 背丈ばかりのことじゃなく 022:砕 (ーー;)硬い頭も酒米に酔って 石(意志)を砕けば粋なひと(酔→砕→粋) 023:柱 (ーー;)久しぶりだわ嬉しい朝ね 立った立ったわ茶柱が 024:真 (ーー;)あんたなんかの真心だけで 生きていけたら惚…

傷ばかり

016:荒 (ーー;)荒れた蒲団が気になるけれど そっとしばらくこのままで 017:画面 (ーー;)あんな画面を二人で見たら すぐに眠れるわけがない 018:救 (ーー;)馬鹿ね私は救われないわ だめな男にまた惚れて 019:靴 (ーー;)何かがわ合わない二人の恋は 靴擦れみたいな傷ば…

せめる番

011:怪 (ーー;)何かようかい妖怪みたく あなた恨んでいますのに 012:おろか (ーー;)おろか者よね似た者同士 ふたり仲良く地獄行き 013:刊 (ーー;)昔々は新聞でした 今の貴方は月刊誌 014:込 (ーー;)思い込んだら一途な私 すがりつくよに後を追う 015:衛 (ーー;)飽きて…

身をゆだね

006:婦 (ーー;)夫婦なんかは望まぬけれど 帰したくない夜もある 007:度 (ーー;)今度ばかりは許せぬけれど 今度だけよと身を許す 008:ジャム (ーー;)食べてごらんよ私のジャムを 笑いたくなる味がする 009:異 (ーー;)異邦人よね貴方の言葉 理解できずに身をゆだね 010…

夜ひとり

001:呼 (ーー;)名前呼んではくれないけれど おいと言われて微笑んで 002:急 (ーー;)急な用だとつかれた嘘に 慣れてしまった夜ひとり 003:要 (ーー;)腰が要としみじみ思う 腰が痛けりゃ冷める恋 004:栄 (ーー;)太るばかりの栄養よりも 肌を潤す恋がいい 005:中心 (ーー;…

おやすみ

(ーー;)誰かいい人いるのはわかる だけど今夜は私だけ 《天秤の下で》 頭上で天秤が微かに揺れ動いていた。天秤の根元に二人は座っていた。 「もうそろそろ時間だね」 頭上の天秤を二人で見上げる。 「貴方は戻らないの?」 「うん。もう天秤には乗らないことにしたよ」 …

不潔な男

(ーー;)肌の汚れは洗えば落ちる お湯じゃ流せぬ浮気虫 今朝もシャワーを浴び、きれいな身体で昼間のビールを楽しんでいる。冬場でも汗は流れ出し、その上、おジン臭が加わってきたから、なお一層、清潔を心がけている。 にもかかわらず、あるタイプの女どもか…

今夜もドキドキ

書く意欲が衰えてきた。以前は楽しくて楽しくて、あれやこれやと書いていた。今、読み返すと、いいことも書いているが、実にくだらないことも多数書き込んでいた。それを読み返しながら再投稿する。書く意欲を思い出すために。 (ーー;)ネット覗けば広がる色気 …

好きだから

「わたしは良心を持っていない。わたしの持っているのは神経ばかりである」(芥川龍之介 ) 敵か味方か、好きか嫌いか、快適か不快か、行くか戻るかなどを神経が判断し、僕は行動している。それでも人を殺したり、暴力を振るったり、盗んだりはしない。これ…

たまにゃ素面で

酒にまつわる箴言(アフォリズム)は古今東西いろいろ残されているように、酒は人間に多大な影響を与えてきた。 354年に生まれた古代キリスト教の神学者であるアウグスティヌスは酒について「酒は人を魅する悪魔である。うまい毒薬である。心地良い罪悪であ…

いつのまに

アルベルト・アインシュタイン 「私は理詰めで考えて新しいことを発見したことはない」(アルベルト・アインシュタイン) (ーー;)なんで惚れたか訳などないわ いつのまにやら深い仲 僕は理詰めで考えて新しい恋と出会ったことはない。 人生を心から楽しめるか…

時には娼婦のように

僕は都々逸の中に自分の本音を入れようとは思っていない。 あくまでも創作だから、時には自分が娼婦になったつもりで考えたりもする。 しかし創作と本音とがピタッとあてはまった時、強い作品が生まれ、自分でもやったという達成感が味わえる。