2013-11-22 老けゆく自分 題詠短歌2013年2 #短歌 081:自分 年一度自分に贈るシクラメン 胸に抱きしめひたすら歩く 082:柔 新しいマフラーに託す柔らかさ シクラメン色の少し派手めな 083:霞 シクラメンは内弁慶で鉢暮らし 霞草とは出会えぬままに 084:左 左にはシクラメン咲き右手には 鏡の中で老けゆく自分 085:歯 焼き芋に残す歯型は角張って シクラメン冷え音も途絶えて