夜になったら

076:スーパー
いつもコンビニ今夜はスーパー
たまに来る日はあの人と

077:対
試合長引き意識も薄れ
対戦相手の汗の味

078:指紋
あそこばかりに指紋を残し
すぐに逃げ出すヘボなドロ

079:第
心第一 気にせぬ顔は
だけどあんたの顔が好き

080:夜
夜になったら一人にさせて
朝がくるまで見たい夢

女)たまには私だって料理するわよ。あの人が来た時は一緒にスーパーで買い物して。
男)でもさ結局は俺が支払い、料理、後片付けも俺がやることになる。いそいそと手料理準備して、座るとすぐに酒が出る。そんな女がいる家、ないかね。


女)心を奪われ、許した身体。なのにさ、こいつったら、あそこばかり触りまくって、挙げ句の果てには、あっという間に終り。
男)ほらほら、どうだ、感じるだろう。それそれ潮吹けワンワン。


女)自由になりたい。せめて夢の中ではあの人と過ごしたい。
なのに亭主のいびきがうるさいったらありゃしない。