2013-07-02 脇道小道 題詠短歌2011年2 #短歌 081:配 配慮さえするもされるも哀しくて 擬宝珠咲かす脇道小道 082:万 千を超え万を超えても哀しみは 色褪せぬまま擬宝珠は枯れ 083:溝 擬宝珠に近づくほどにあの人に 伝えきれない溝を深める 084:総 脇に咲く擬宝珠見えぬ貴女には 僕のすべてを理解できまい 085:フルーツ フルーツを食い散らかして擬宝珠の 思い出隠す生ゴミの中