2017-11-06 題詠短歌 紅葉渓谷 題詠短歌2017年 #短歌 056:釣 釣り人は動かぬままにただ一人 風も色づく紅葉渓谷 057:おかえり おかえりの笑顔懐かし行くあてを 探しあぐねて悲風のベンチ 058:核 核心をつく人を避けシェルターの 無風の闇で傷を癒して 059:埃 一枚の枯葉と埃はき出せば 風に乗れないままに消え失せ 060:レース レースごし色づく柿を眺めおる 風も寒さを少し増したか