2016-04-06 幼き日々へ 題詠短歌2015年 #短歌 081:付 付きまとう死神の風臭気増し 母微笑めどまた苦しげに 082:佳 佳麗なる母の面影いまはなく 風にかわいた涙やつれて 083:憎 母憎む思いは確かあったけど 風よ帰ろう幼き日々へ 084:錦 母望む錦飾れず風なびく 喪服姿で母の遺影を 085:化石 積年の汚れを風に飛ばし掘る 母が遺した教えの化石