2014-11-08 それぞれの雨 題詠短歌2014年 #短歌 061:倉 閉ざれた倉庫は人を受け入れず 土砂降りの音さらに激しく 062:ショー 曇りぞら雨のち晴れと変わりゆく 君が演じるショーをながめる 063:院 雨やまぬままに寺院を巡り行く 寺それぞれにそれぞれの雨 064:妖 雨ふれば妖しさ増してネオン街 行き交う傘も酔わされている 065:砲 小雨降る砲台跡は肌寒く 海の向こうの敵は何処に