2014-10-24 闇の寝床で 題詠短歌2014年 #短歌 046:賛 賛美歌の流るる庭に溜まる雨 まだ降りやまず終らぬ懺悔 047:持 傘を持つ手に重圧の雨量増す 逃れたいのに手放せぬまま 048:センター センターの喧騒逃れ飛び出せば 雷雨で君を置き去りにして 049:岬 海色も濁りを増して別れ時 岬雨降る夏の終りに 050:頻 朝を待つ頻りに君が恋しくて 雨音だけの闇の寝床で