自分の中の言葉たち

    僕は折込都々逸が好きだ。折込の言葉あそびを楽しむことによって、自分の中に眠っている言葉たちが踊りだし、縛りの中で広がっていく創作の自由を味わえるようになる。この感覚を身につけると、自分が本当に表現したい都々逸を創作する時、表現世界が広がっていく。ただし折込に慣れ過ぎてしまうと、今度は折込のお題がないと創作できなくなる。