ひとり酒でも 雑詠 都々逸

(ーー;)ひとり酒でも嫌ではないが女のからだが恋しくて

(ーー;)飛んで逃げてく薄翅蜉蝣 恋の陽炎消えた夜

*薄翅蜉蝣(うすばかげろう、薄馬鹿下郎)

(ーー;)鯔背だったとあなたの猫背 見つめ 眠れぬ夜ひとり

(ーー;)背中押されて始めた恋も 今じゃひとりでもがく沼

(ーー;)桜吹雪に包まれたまま 消えいきたや二人して

(ーー;)二人暮らした坂道こみち 散った花びらどこに消え

(ーー;)鼓動どうする涙ですべる こんな小さな坂なのに