題詠 2009年

025:氷 
秋半ば氷あずきを君と食うこれで最後と今年も言えた 

026:コンビニ 
コンビニのおでんの匂い流れ来て君と再び来る秋を知る 

027:既 
既婚者という名の差別するなかれ人妻の君我は愛する 

028:透明 
透明のグラスに入れて眺めても水は濁りて行く先見えず