縛られた女体のような

    男と女は愛しあうことで互いに束縛したがるようになる。それが心地よい力加減の拘束であれば、かえって燃え上がり、より美しくなれる。しかし、あまり強い力で自由を奪われてしまうと、輝きを失ってしまう。

    折込都々逸も、しばりが適度に感じられた時には面白い作品が生まれてくる。

    緊縛を好む女がいる。縄が似合う女と似合わない女がいる。その差はどこにあるのだろうか。

    縄で縛られた裸の女。その妖しい揺らめき。そんな折込都々逸をつくりたい。