センサーとしての愛の告白

    
    僕は寂しいし、愛してると、いろんな女に言っている。でも寂しいからではないし、愛しているからでもない。この言葉がセンサーとなり、この言葉に反応する女が僕は好きなのだ。 

    女も男も簡単な生き物のほうが楽しい。 複雑で繊細な生き物であるより、簡単な女のほうがいいと、繊細になった時の僕はつくづく思う。

    女を侮ってはいない。僕は女を穴どっているわけではなく、ただ女の穴をとりたいだけだ。  

    傷つく人は、傷つける人でもある。そのことになかなか気ずかない。