さいがい 折込都々逸

災害ふたたび
いつまた来るか
外気冷たく
今も揺れ

去るに去れない
命は重く
瓦礫の下で
今もなお

咲けば散るのが
命というが
がんぜない子の
命まで

さ迷う命
今どこにおる
学舎見上げて
いるのやら

寂しさこらえ
今また笑顔
頑張る子らが
愛おしい

さよなら上手に 
言いたいけれど 
我慢しようか 
今少し