題詠短歌 橋を見上げて

026:棄
自棄になる訳も忘れて酔うただけ
雨を逃れて橋を見上げて

027:鶴
夕立ちに活気さら増す鶴橋の
肉の誘いにふらふら店に

028:帰
帰らずに雨に濡れてもこのままで
レインボーブリッジふたり見つめて

029:井
井の中の蛙は雨で天を知り
僕は涙で「心の架け橋(ラポール)」を知った

030:JR
JRで橋と雨とに出会う旅
僕と一緒にでかけませんか